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2008年11月01日

消しゴムカスを集めて固めて・・・消しゴムが復活。

皆さんもおそらく1度はやってみた事があるのではないでしょうか?

 これは考えようによっては立派なリサイクルです。

でも、消しゴムカスは1度鉛筆で書いた文字を消しているため黒く汚れています。

固めて使う事はできても逆に紙を汚してしまったり、うまく固まらなかったりと、新品の消しゴムと比べれば大分品質が劣ります。

それを繰り返していくと・・・想像は付くと思います。

そんなバカバカしいことは誰もしないで、新しい消しゴムを買いますよね。

実際のリサイクルも同様です。

素材によってはある製品をリサイクルし、同じ物として復元する事は可能ですが、品質が落ちたり、品質を保つためのエネルギーを余計に消費したりというようなデメリットが伴う場合もあります。

リサイクルは有効な省資源の手段ではありますが、万能ではありません。

では、消しゴムカスを出さなければいいのでは?

消しゴムカスが出ない消しゴムを作る?

消しゴムが必要ない鉛筆を作る?

それがリデュース(廃棄物発生の抑制)です。

皆さんが空想する突拍子も無いアイデアが、もしかしたら将来、当たり前の事になるかも知れませんよ。