News
2016年03月02日

少し間が空いてしまいました。
開発部の佐藤です。

タイトルの通り、あっという間に三月になりましたね。
日本では古来、旧暦三月を「弥生(やよい)」と呼びます。
ただ、本来は「いやおい」と読むのが正しく、それが訛って現在の呼び方になったそうです。

「弥(いや)」は「いよいよ、ますます」。
「生(おい)」は「生い茂る」。

草や木が一斉に元気よく生えてくる季節、ということでしょうか。
昔の人の言葉遣いのセンスには脱帽するばかりです。

社会に置き換えると卒業式、送別会…出会いと別れの時期でもあります。
そして会社では年度替わり、人事異動、決算期…etc。
年末に次いで忙しいシーズンと言えるかも知れませんね。

そして何より、決して忘れてはならない、東日本大震災。
あの日から五年が経とうとしています。
以来三月は日本の災害史の象徴になってしまいました。

顧みれば早五年。
復興の面から見ればもう五年。
まだ避難生活を余儀なくされている方も多くいらっしゃいます。
そういう意味では、震災はまだ終わっていないのかも知れません。

三月の異名に「花見月」というものがあります。
ひとりでも多くのひとが晴れやかな気持ちで花を見ることが出来る、そんな日が一日でも早く訪れるように。
私たちも微力ながら頑張っていきたいと思います。